ゴローの「思い込み 」

目には見えない「心と体のつながり」を視覚化して、気づいて、あなたが「思い込み」から自由になるお手伝いをしています。「思い込み」という名の呪縛について私なりの「思い込み」を書き綴ってみるブログです。

私は世界…世界は私… の意味①

私は世界… 世界は私…

 

精神世界系の本などを読むと時々こういうフレーズが出てきます。

 

何となく心惹かれる、なんだか物凄い言葉のように思えていましたが、最初は一体何のことを言っているのか良く分かりませんでした。

 

こういった言葉には、人それぞれで色んな解釈があるかと思います。

私はフワフワとした何とな~くな説明をあまり受け付けない性質(体癖?)なんですが…、今日は私なりの考え(思い込み)を書いてみます。

 

まず私達人間とは、2つの意味で「あるがままの世界」というものを見る事が出来ない存在なのです。

 

1つ目の意味とは・・・実は今見ている世界や他者といった外部の映像は私達の脳内に映し出された内部表現だという事実です。

 

例えばバナナを見たとしたら…、五感を通じてキャッチされた色や形、大きさ、匂い、触感といった情報をもとに記憶との照らし合わせなども行われ、バラバラだった情報が脳内で再構築されて…

 

「この物体はバナナである!」と決定・確定されるようなイメージです。

 

五感からの情報や記憶をもとに脳内で表現されたバナナや、他者や、世界と言うものを私たちは認識している訳です。だから五感の性能が人間とは全く違う動物や昆虫などが見ている世界は、私達人間が見ている世界とは驚くほど違うものなはずです。

 

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私は実はこの脳内での内部表現という説明も全面的に信じている訳ではありません。

 

自分の中での内部表現なのは確かでしょうが、どうやって脳内においてこの「超々体感型立体スクリーン」みたいな世界が構築されて、それを体感(脳感?)出来ているかがまだ説明がつかないと思うからです。実際に脳内のどこかにそんなバーチャルリアリティーを感じられる仕組みがはっきりと医学や科学によって発見された訳ではないですからね…(;^_^A

 

私なりの仮説はあるのですが…そこは置いておいて…

 

まぁでもこの事実は、私達が見ている世界は実は私たち内部で再構築された仮想空間のようなものでもあり、あの人もその人も実は私たちの中の「超々体感型立体スクリーン」の上に映し出されたもので、実物そのものではないという事になりますから…

 

世界も他者も、実は自分自身を見ている…

正確には自分の内部にあるスクリーン的なものを見ている…

とも言える訳です。

 

という事は… この私たちが見ている世界が、実は自分自身の内部表現であるならば…

 

仮にあなたに大嫌いな誰かさんがいたとして、その人に直接「バ~カ!」と言おうが、心の中だけで「バ~カ!」と言おうが、実はそれは自分自身が自分自身に発した「バ~カ!」であり、その内部表現の中にいるのは実は自分ひとりだけなので、放った言葉が一番ブーメランとして帰ってきているのは自分だったりします…(;^_^A

 

正しい言葉を使いなさい!… なんてのも精神世界系の本に良く出てくるフレーズですが、ある意味真実だったんですね~。

 

直接言葉にしようが、心に押しとどめたつもりだろうが、自分が放った言葉とは他ならぬ自分自身が一番耳にしている人であり、一番その言葉の影響を受けている訳です。

 

「だからなんなんだよ! バカ!って言いたいから言ってるだけだし、自分は全然平気だから大丈夫だよっ!」って言いたくなる気持ちがもしかしたらあるかもしれませんが(私にはありました…(;^_^A)

 

自分(頭)は平気でも、体の方はそうでもないかもしれませんよ!

 

もしあなたが実際にでも心の中だけでも、いつも悪態ばかりついている人だとしたら…

 

あなたという巨大企業の本社(つまりあなたの肉体)で働いている60~70兆にもおよぶ従業員たち(細胞君たち)は、いつもあなたが発する悪態の数々を社内放送のように聞きながら、消化に励んだり、排せつに頑張ったり、外敵と戦ったり、組織の修復をしたりしているんです。

 

想像してみて下さい…

いつも汚い悪口や文句ばかりが社内放送でひっきりなしに流れている会社であなたは働きたいと思いますか?、仕事の能率が上がると思いますか?

 

あなたはそれを相手に向かって直接、もしくは心の中で言っただけのつもりでしょうが、実際にその汚い言葉の数々を誰よりも聞いているのは、他ならぬあなたのために日夜働いている従業員たち(細胞君たち)な訳ですから、お気の毒というしかありません。

 

しかも仮に直接相手に向かってそれを言えたとしても、それを相手がどう受け止めているかなんて分かったもんじゃありません。あなたが意図したように相手が受け止めるかどうかはあなたには決定権はないのです。

 

確かに向こうもダメージを食らっているかもしれませんが、あなたも確実にダメージを食らっています。むしろ頭が思い返すたびに何度も何度もその社内放送を繰り返されるはめにあうあなたの大切な従業員たち(細胞君たち)こそが一番ダメージを食らっている言えるでしょう!

 

そんなたとえ話のようなことはありえないと思いますか?

 

私が使っている「NES(ネス)」にかかったら、あなたのそういう頭の暴走で、あなたの臓器や組織がいかに被害にあっているかを、目で見える形でご覧になれますよ!

 

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あまり嬉しくはないかもしれませんが…(;^_^A

 

でも… こんな話を聞いたからと言って… 世界や誰かに対して不満を漏らさなくなれるわけではありません…

 

そのためには私達が「あるがままの世界」を実は見ていない もう一つの意味を理解しなければなりませんが…

 

続きはまた次回に…

 

 

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