ゴローの「思い込み 」

目には見えない「心と体のつながり」を視覚化して、気づいて、あなたが「思い込み」から自由になるお手伝いをしています。「思い込み」という名の呪縛について私なりの「思い込み」を書き綴ってみるブログです。

誰と誰が結婚していたのか?

多くの人が何について一番悩んでいるか?… と言うと、

 

大体は人間関係の悩みがほとんどだったりします。

 

そうなってしまった背景や原因は様々でしょうが、ほとんどのケースに共通するのは…

 

「あるがままのその人」を見ていない事が原因なんです!

 

正確には… 見ていない!と言うよりも、出会ってすらいない!と言う方が正しいかもしれません。

 

ちょっと説明してみます。

 

例えば恋愛関係や夫婦関係で生じるケースに…

「こんな人だとは思わなかった!」なんて事が多々あるかと思うのですが…

 

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そもそもお互いが「どんな人」として出会い、そして関係を深めていったのか?…にこそ問題があることに気づいていないケースがほとんどです。

 

男だろうが女だろうが…、

「あの人に…こんな風に思われたい自分」というモノをついつい無意識に演じたりして、接近して、関係を深めようとしがちです。

 

その理由としては、相手の関心を引く為だったり、嫌われない為だったり、これまで多くの人間関係で築いてきた見せかけの自分をキープする為だったり・・・

 

つまりは相手から何かを得るために…、偽りの自分を演じてでも相手をコントロールしようとしていた事になります(自分が演じる事によって相手から愛情などの何かを得られる…と信じているのかもしれません…)。

 

でも残念ながらその努力は長くは続かない(持たない)ケースが多くて…、

何故なら付き合いが長くなればなるほど…、結婚でもしたらそれこそ…、

 

「あの人は、もう私(俺)のもの!」みたいに錯覚して油断してしまうからです…(;^_^A

 

中には死ぬまで偽りの自分を演じ続けて具合が悪くなっていく人もいるでしょうが、大抵は途中から本性というか素の自分を隠し通せなくなってきたりするもんです。

 

すると先ほどの「こんな男(女)だとは思わなかった!」が勃発します。

 

そもそも「こんな女だと思われたい私」と「こんな男だと思われたい私」が付き合ったり結婚したりしていた訳で、

 

だから当然ですが相手も「彼女はこんな女性のはず…」とか「彼はこんな男性ではなかったはず…」なんて思い込んでいた訳ですから、

 

いったい本当は誰と誰が付き合っていて…、いったい本当は誰と誰が結婚していたのか?、という大問題が浮上している事にはお互い盲目的になってしまい…

 

だからこそ「こんな男(女)だとは思わなかった!」なんてセリフを被害者のつもりで当然の権利のごとく吐き出せたりする事実にはなかなか気づけません…(;^_^A

 

結局ほとんどの人間関係って、誰とも本当の意味では出会っていなかったりする事が最大の隠された真実だったりします。

 

自分の事でさえ…

「こうあるべき自分」や「こうあるべきじゃない自分」という理想の自分や空想上の自分こそが、本当の自分なんだと信じてしまっていて、

 

その誰が誰の人生を生きているのかさえ分からなくなってしまった人が…、

「彼女はきっとこんな人なはずだ!」とか「彼がこんな人であるわけがない!」なんて考えを信じて、理想の彼(彼女)や、空想上の彼(彼女)こそが自分の本当のパートナーだと信じて、あるがままの相手にフィルターをかぶせて見ていて、接しているのが現状ですから…

 

遅かれ早かれ…不平不満も噴出、続出するのも仕方がありません…

 

結局、誰でもない「自分についてのただの考え」が、

誰でもない「相手についてのただの考え」の事を、

好きになったり、嫌いになったりして、喜んだり、悲しんだりしているのが真実なのではないでしょうか?

 

つまり私たちは、うっかりしてると…

彼や彼女について自分が抱いている「考え」こそが、本当の彼自身や彼女自身だと思い込み錯覚している節があり…、

 

更にたちが悪いことに、彼や彼女について「そう信じている自分」ですら、

「こんな自分こそが本当の私だ!」とか「あんな自分は本当の私じゃない!」という存在すらしていない「私」こそが「本当の私」だと信じている節があるのです…。

 

もう…「私」だらけで頭が混乱してしまいそうですが…(;^_^A

 

だからこそ私たちは「あるがままの相手」を見ている訳でも、そもそも出会っている訳でもなく、実は「相手についての自分の考え」に出会っているだけであり、

 

下手をすると自分自身とも随分と長い間、出会っていない可能性すらあるんです!

 

…「自分探しの旅」とやらに出かけたくなる人がいるのもわかる気がします…

 

こういう視点から考えてみると、私達が普段当たり前のように使っている「人間関係」って言葉は修正が必要な気がしてきます…

 

「人間関係」ではなくて、「自分の考えとの関係」と言った方が適切な気がします。

 

実は「人間関係」で悩んでいるように見えて…

本当は「自分の考えとの関係」のせいで悩んでいるのではないでしょうか?

 

彼や彼女との関係で悩んでいるのではなく、彼や彼女についての「自分の考え」との関係によって苦しくなり悩んでいるのではないでしょうか?

 

だから私はバカの一つ覚えのように…

自分の「想念」や「思い込み」に取り組むって実は凄く大切なんですよ!

って伝えています。

 

あなたが腹を立てたり悲しんだりしている彼や彼女って、本当に存在していますか?

あなたを腹立たせて悲しませている本当の相手(原因)は、彼や彼女についての「あなたの考え」なんじゃないでしょうか?

 

あなたは「自分の考えとの関係」、円満ですか? 上手くいってますか?

 

gorono-omoikomi.hatenablog.com

 

そしてこういった、誰が誰との関係で悩んでいるか?を複雑にしてしまう要因…つまり

 

自分自身についつい…どういうフィルター(考え)をかぶせて、相手の気を引き、愛してもらおうとするか?…とか、

相手についつい…どういうフィルター(考え)をかぶせて、自分の思いを受け入れさせようとするか?…という部分には

 

その人が生まれ持っている「体癖」が密接に関係しているんです!

(いきなり宣伝に持ち込みましたが…事実です!)

 

今週末に、そんな「体癖」について深く学べる勉強会を開催します!

 

1部(初級編)と2部(上級編)の丸一日かけての2部構成ですが、1部はすでに満席となりましたが、2部にはまだ空きがございますので、この機会に一緒に楽しく人間に備わっている仕組みを学んでみませんか?

 

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