ゴローの「思い込み 」

目には見えない「心と体のつながり」を視覚化して、気づいて、あなたが「思い込み」から自由になるお手伝いをしています。「思い込み」という名の呪縛について私なりの「思い込み」を書き綴ってみるブログです。

長寿国日本を支えているのは・・・


ブログ サボっていたので久しぶりの投稿になります…(^-^;

 

先日 母の一周忌で鹿児島の実家に帰っておりました。ほんと1年経つのってあっという間ですね。

 

1年前の今頃は覚悟していたとは言え、1週間ぐらいは何かにつけて涙していた覚えがありますが…、当時しっかりと自分の感情と向き合ったおかげか 今回は自分でも拍子抜けなくらい気持ちも落ち着いた帰省と法事となりました。

父の方も心身ともに元気そうだったので安心しました。

 

今回は兄が入院中で来れなかったため、父と私、あとは近所に住む父の兄妹たちだけで無事法事を終えました。うちの父は今80歳を過ぎたとこなんですが、なんと9人兄妹なんです!。

 

そのうち一番末の叔父が私の母の後を追うように昨年末に亡くなりましたが、いまだ残りの8人は私が見る限りとても元気なんです。(昔の日本はこういう家庭が多かったんでしょうね)

 

ですから法事の後、みんなで食事をしていると自然と健康ネタに話題が進むんですが、話していてつくづく思うのは今のいわゆる長寿国日本を支えているのはこの人達なんだろうな~ってことでした。

 

私の母はお医者さん信仰と薬信仰が根強い人だったので、晩年は1日に15~20錠ほどの薬を毎日服用していましたが…、やっぱりそれっておかしい事だと思います。

 

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薬を飲んだって良くならずに、むしろ体調は悪化しているのに、なぜか年々どんどん飲む薬の量だけが増えていく… でも話をしても聞く耳を持ってくれず… 歯がゆい思いをしたのを思い出します。

 

もちろん現代の医療制度だけが悪い訳ではなく、食生活や運動習慣、ストレスの解消法など患者側の姿勢にも問題は沢山あるとは感じていますが、やはり今の世の中どこかが狂ってきていて機能不全を起こしているんだと思います。

 

うちの父からはよく聞いた話ですが、敗戦後の何もない日本で9人兄妹で食べるものもろくにない中で ハングリーにたくましく育ったからこそ、そもそも私たち世代や孫世代とは体の土台が違うんでしょうね。

 

今でも平均寿命と健康寿命の差について議論がかわされていますが、私たちが年老いた頃の日本っていったいどうなっているんでしょう?

 

もしかしたら私たちの親世代は体のベースが作られる年ごろに 余計なもの を体に入れずに済んだからこそ、こんな狂った世の中でも人によっては80歳前後まで農作業や旅行などできる元気な状態でいられるのかもしれません。

 

それに比べて私たち、そしてもっと大変な私たちの子供世代は、農薬や科学的な人工添加物まみれの食材、膨大な種類に膨れ上がった薬品などに囲まれて暮らしているようなものです。

 

仮に30年後ぐらいの日本でも今のように平均寿命が高かったとしても、その実態は今よりもっと深刻なものであろうことは想像に難くありません。

 

私もセラピストの端くれとして、自分自身の心と体にとって気づかなくてはならないこと、実践できることをお伝えしていかないと… と思いを新たにしました。

 

 

ちなみに私は 体癖 でいうと9種体癖なんで… じつは平均寿命前にポックリ早死にする可能性が在ります…(^-^;

 

9種の人って、嫌なことがあってもギューっと内向して緊張しがちですし、好きなことに対しても同じくギューっと集中していつまでも緩まないタイプなんです…

 

常にギューっと収縮して緩めない凝固型人間であるため、長寿は望めそうにないのかな・・・ほんと困った体の癖です(笑)

 

だから出来れば薬や介護のお世話にならずに、ピンピンコロリを実現したいものです!

 

そんな体癖を学んでみたい方、ご興味があればいかがですか?

 

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第2回 体癖勉強会 in 伊賀

 

伊賀市にて2回目となる体癖勉強会を開催させていただくことになりました!

 

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 前回と同じく伊賀市「足圧屋 みやも」さんに場所をお借りしての開催となります。

 

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ここ最近では名張信楽でも勉強会を開催させていただきましたが、時間内に少し内容を詰め込みすぎたかな・・・と感じております(^_^;)

 

特に初めて「体癖」というものに触れる方のためにも、特典資料をもう少し改良してポイントを絞った内容で、かつ分かりやすくお伝えしようと思います。

 

「体癖」とは、昭和の日本が輩出した天才整体師で氣の達人でもあった 野口晴哉が、天賦の才と膨大な数の臨床経験をもとに人間の、体質的傾向、運動的傾向、そして心理的傾向を元にまとめ上げた「人間の感受性の癖」を表す概念です。

 

私個人の解釈では、親から授かった肉体に先天的に備わっているプログラム(癖)のようなものと考えています。

 

その肉体のプログラムは単に体の構造や癖にとどまらず、実はあなたの性格、心の癖にまで影響を及ぼしています。

 

このプログラムには様々な組み合わせも存在しており、それによって所謂「あなたらしさ」の土台が生まれているとしたら・・・知りたくありませんか?

 

実は私が「体癖」を学び始めた頃は半信半疑でした。でもそれは私が「捻れ体癖」という「素直に受け取れない癖」を持っていた為でもありました(^_^;)

 

でも今では生きていく上で欠かせないコミュニケーションツールにもなっています。

 

「体癖」は知れば知るほど深い人間理解、そして自分理解につながります。

 

  • 「ルールに口うるさい夫が休みの日にダラダラと寝てばかりなのは何故か?」
  • 「母は何故 夕食前になるとヒステリックに怒鳴り散らすのか?」
  • 「いらないと丁重に断っているのに 姑から物が送られ続けるのは何故か?」
  • 「何故あのママ友は私の話にいつもかぶせ気味に張り合ってくるのか?」
  • 「何故あの上司はどうでもいい様な細かい事にこだわり続けるのか?」

 

まだまだ沢山ありますが… 「体癖」を知ることで、あなたをこれまで悩ませてきた あの人やこの人 の事が理解でき、少し笑えて、時に愛おしくすら思えるかもしれませんよ!

 

あなたの周りの身近な人間関係から、職業や生き方の選択、過去のトラウマの原因などなど・・・、様々な分野で応用できる生きた智慧「体癖」を学ぶ、はじめの一歩として是非ご参加頂ければ幸いです。

 

 

※ これまでの「体癖講座」にご参加頂いた方は半額料金にて受付させていただきます!。2回、3回と受けていただく事で必ず理解が深まりますよ。

 

 

【内容】

 

・参加者全員の体癖診断
・体癖の説明と理解、活用の仕方
・質疑応答
※ 体癖早見表などの特典資料付きです

 

【日時】:11月22日(水曜日) 午前 13時~15時(2時間)
     (その後質疑応答あり)

 

【料金】:¥3,000 (リピート参加の方は半額の ¥1,500)

 

【場所】:三重県伊賀市上野西日南町1767 
     「足圧屋 みやも」さんにて     https://sites.google.com/site/sokuatsuyamiyamo/

 

【連絡】:天神貴文 もしくは 宮本仁美まで、

     メッセンジャー または Eメール にてお問い合わせください。

     

     天神貴文 Eメール:nes.tenjin@gmail.com 

     宮本仁美 Eメール:sokuatsuya.miyamo@gmail.com

 

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たかが「聴くこと」されど「聴くこと」

一昨日の話になるんですが、久々に外で勉強してきました!

 

勉強自体は今、人生で一番と言っていいくらい毎日勉強しまくってるんですが、

 

人に直接教えてもらうことが久しぶりでした。

 

私は9種体癖が影響してか、何でも自分一人でやりたがる傾向にあります。そしてなかなか人に任せられない傾向も・・・それで過去に痛い目にもあいました (^_^;)

 

そんな私ですが今回は湖南市甲西駅前に新しく出来た「今プラス」さんにて

 

 

『ボディワーカーのための心因性疼痛症に対する 心理カウンセリング的アプローチ術』の講座を受けてきました。

 

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(時間に遅れそうで慌てたもので色々と写真を撮り忘れましたが…)

 

 

講師の方は私と同じ湖南市「整処 千楽也」として開業されている

 

整体師であり心理カウンセラーでもある 谷口哲也先生 です。

 

 

先述したように出来る事、出来ない事、何でも一人でやりたがる性格故に「井の中の蛙」状態にもなりかねない私ですが、

 

今回は開催を知ってからずっと気になって楽しみにしていたので、期待も大きかったんですが、

 

谷口先生の人柄や知識やお話に、本当に行って良かったと思える講座となりました。

 

私は心理カウンセラーではないですが、問診という形でカウンセリング的なことはさせていただいてますし、

 

セラピーの内容からもクライアントさんの心の囚われや過去のトラウマなどといつも向かい合う必要があるため、ある程度のカウンセリング技術は必要なんです。

 

今回の谷口先生の講座の中心にあったのは、アメリカの有名な臨床心理学者 カール・ロジャースさんの 「来談者中心療法」 の理論です。

 

私の中では「来談者中心療法」はカウンセリングの基本であり王道とも言えるものだと考えています。

 

その中でも「傾聴」について再度きちんと学びたいと思っていました。

 

人の話を「聴く」って、一見簡単に見えて、ホントに難しく奥が深いものだと思います。ただ聞けばいいってもんじゃないんです。

 

ロジャースの傾聴の基本で検索すればすぐに出てくるのが

 

  • 自己一致
  • 無条件の受容
  • 共感的理解

 

の3つです。これが傾聴者には必要な訳です。

 

もうこの3つの単語を見ただけで「う~ん」と唸ってしまいたくなる深さ(笑)

 

つい言いたがりの、やりたがりの私からすれば(笑)、現状での一番の課題は「自己一致」かな? ということになるかと思います。

 

傾聴者としての自己一致とは、自分の気持ちや考えを自分の心の器からいったん出して、精神を安定させてただ真摯に「聴く人」となる事。

 

もちろん「無条件の受容」も「共感的理解」も当然簡単な事ではないと思いますが、

 

現在はセッションを通じて、クライアントさんが「何を考え、何を感じているか?」を一緒に見つけて行くことに今一番ウェイトをおいてますし、

 

どこまでを無条件に受容できているかは分かりませんが、クライアントさんの「想念」や「思い込み」に取り組むなかで、

 

その方がどんな考えに囚われていようとも「存在」それ自体については絶対否定してはいけないし、そもそも否定しようもないものなのだ!… ということを理解し始めたので

 

やはり一番のネックは「自己一致」であり

 

私なりの別な言い方で言えば 「私」 が出しゃばらないように「傾聴する」ことかなと感じました。

 

セッションのスタイル上仕方がない部分もあるんですが、初めて来られたクライアントさんや、今は聴かないといけない…という場面では、つい何か言いたくなったり、やりたくなったりしちゃう「私」を脇に置いておく事を意識せねばと…(^_^;)

 

あと「待つ」「待ってあげる」ことも苦手な方なのでそこも課題かな…

 

 

講座を聞いていてシンクロみたいに感じたのが 

 

最近ふと「自発的な思いや動きを大事にしなきゃ!」と思ったことです。

 

それが肉体の動きであろうが、心の動きであろうが、

 

人の目や、外部からの評価を気にしたりして

 

イヤイヤ、無理やり、仕方なく・・・やらされた「事」や「思い」って

 

後々心身の大きな問題になりうる可能性を秘めているのに対して

 

自分が自発的にやっている事は問題になりにくいんです。

 

例えが適切か分かりませんが…、嫌な仕事でクタクタになった週末でも、好きな趣味に没頭して体を使うと人は元気になったりします。

 

やらなければいけないと思っている仕事は辛くてしんどいのに、別にやらなくてもいい遊びには人はエネルギーを注ぐことを惜しみません。

 

これは心理的にも当てはまることも多く、

 

例えば「母は私を理解してくれなかった…」と信じて恨んでいたのに、真実は実は…愛する母に心配や迷惑をかけないように、自ら大切な何かを伝える事を断念した… みたいな事もあったりします。

 

本当は自分自身の選択による言動だったのに、その後やっぱり辛い感情や思考に飲み込まれて、いつしかその責任を他者や世界のせいにしてしまい、自分を被害者だと思い込んだ結果、長いあいだ苦しんでいる方が沢山います。

 

でも実は自分が自発的にやったことであり、しかもそれが相手に対する愛からとった言動であることに気づいたりすると…

 

それだけでその後の人生に大きな変化を起こす事もしばしばです。

 

当たり前ですがどんな人でも、深い部分に自分自身の魂の声とも言うべき何らかの「意思」を持っており、

 

その「意思」をこの世界に表現するために自発的な言動を取りたいんだと思います。

 

昨日の講座でもクライアントさんの「実現傾向」を信じることが大切! ということを谷口先生が何度も口にしていました。

 

ロジャースの言う「実現傾向」とは、

 

人が自分の持っている潜在的な能力や自分らしさを発揮していこうとする傾向 

 

の事を言うそうです。

 

だから「傾聴」とはただ「聞く」ということではなく、

 

目の前の相手がどんな人に見えようと 思えようと、

 

相手の「実現傾向」を信じること、相手が自分の力で必ず目指す方向に向かって行ける素晴らしい存在であること を傾聴者自身が信じながら「聴く」ことなのかなと理解しました。

 

 

今私がセッションにおいて使っている流れとすぐマッチする部分もあれば、

 

どう組み込んで行けばよいのかまだ分からない部分もありますが、

 

昨日の講座で学んだこと気づいたことは、分かっていたようで腑に落とせてなかった本質的に大切な事ばかりでしたので、

 

これから仕事やプライベートに関わらず、どんどん取り入れてみようと思います。

 

まずは「聴く」ことから!

 

またまた取り組む新たな課題が与えられて、今後の探求にも熱が入りそうです!(笑)

 

 

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体の癖からみる教育

昨日は信楽にある素敵な古民家カフェ『あわいさ』さんにて

 

『体癖講座 十人十色 ~あなたを守ろうとしている体の癖と仲良くなろうを開催させていただきました。

 

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講座前には主催者であり、すぐ近くで開業されてる整体師の北村さんと、タイカレー大盛りで腹ごしらえ。

後からジワジワくる辛さと、精魂込めて育てられた新鮮な野菜がホントに美味しくてリピーターになりつつあります(笑)

 

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ここ最近で3回目の講座開催となりましたが、

今回はお子様連れの方が3名いらっしゃって、大人子供合わせて約15名の賑やかで和気合い合いとした雰囲気の中で「体癖」について語り合う楽しい時間を過ごせました!

 

講座中にもお話しましたが、「体癖」を知っておくことは 

「子育て」 や 「教育」 にも必ず役立つと思います。

 

私の経験においても、親子のコミュニケーション、学校でのトラブルなどには間違いなく「体癖」の違いが絡んでいます。

 

 

例えば、上下2種体癖の「真面目にルールは守らないとね!」的なタイプの親からすれば、

捻れ7種体癖の子供の、反抗的な態度や言動は理解しがたいもので「この子は大丈夫かしら…」と心配の種にしかならないでしょうし、

 

 

捻れ7種体癖の「昔はブイブイやんちゃしてました!」的なタイプの親からすれば、

上下1種体癖の子供の ちょっと間の抜けた感じや行動力の無さは、はがゆくて面白みのないものに見えるかもしれません。

 

 

前後5種体癖や捻れ7種体癖の、超熱血お節介タイプの先生には、

同じく前後6種体癖で随分とおっとりしたタイプの子供の「頑張りたくても頑張れない苦悩」なんてものは本質的に理解出来ないかもしれないし、

 

 

左右3種体癖のちょっと面食いでおマセな女の子からすると、

いくら教育熱心だろうが、優しかろうが、ただ顔が生理的に受け付けないというだけで「私、あの先生嫌い!」なんてことになりかねないし、

 

 

口や態度だけ偉そうで中身のない様なタイプの先生を、

開閉9種体癖の眼光鋭いタイプの男の子は、冷ややかに「こいつ絶対馬鹿だな…」と相手にすらしなくなるかもしれません。

 

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子育て、教育に関わらず、夫婦間の問題、友人関係、恋愛関係、上司と部下・・・・・

 

人間関係や社会生活のありとあらゆるところに、実はめちゃくちゃ影響しているのが、持って生まれた肉体に先天的に備わっているプログラムみたいなものだとすると

 

これはやっぱり早いうちに…

 

せめて義務教育が終わらないうちに…

 

親も、子供も、先生たちも、み~んなが

 

理解しておくことは、とっても意味のあることだ! と改めて実感した1日でした。

 

 

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自分が考えてる訳じゃない?

私も普通に「自分が考えている」って思っていましたし

 

今でもまだまだそのつもりで日々を過ごしています。

 

でも最近 そうでもないぞ!? ってことが少しづつ腑に落ちてきはじめました。

 

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色んなやり方で検証はできるのかもしれませんが

 

まず… ホントに「私」「自分の意思」で考えているのならば

 

いつでも好きな時に止められるはず!? だよね・・・

 

という疑問が沸いてきます。

 

でも実際にはどうか? というとコレがなかなか難しい訳で…

 

大した事じゃないならいつでも自由にやめられるんですが、

 

  • 今自分が一大事だ、大問題だ、と思っていること…
  • 大好きなあの男性や、あの女性のこと…
  • 大嫌いなあの男性や、あの女性のこと…
  • 考えたくもないはずのあの過去や、この将来のこと、などなど…

 

例えば… 大好きなあの人の事を、今この瞬間から当分の間は一切考えないで下さい! って言われても・・・ふつう無理です。

 

まぁ好きな事なら害はないかもしれませんが、

 

嫌いな人の事も、まるで片思いのあの人のように思い続けているのも人間です。 

 

こういう事って一旦考えだすとなかなかやめられないですよね?

 

やめれた! と思っていても、実は別の事を考えることで逃げたり…、考えないようにせねば… って考えてるだけで、

 

人間ってホントの意味で自分の意思で自由自在に考えをコントロールはできないのではないでしょうか?

 

「今から言うことを絶対に考えないでください!」

 

「ピンクのゾウさんだけは絶対に考えちゃダメです!」

 

って言われてピンクのゾウさんを考えないで済む強者がほぼいないことでも証明できるかと思います。

 

 

瞑想とかしてる時も、雑念に囚われないように、いらんことを考えないように

 

「今は瞑想中なんだ!…」「無になるんだ!…」

 

みたいに 考えで考えを制御 しようとしがちです。

 

 

結局「考え」って これまでの記憶や経験をもとにして

 

 五感を通して入って来る外部からの刺激に受動的に反応して湧き出したり、

 

やはり何らかの刺激に触発されて自発的?に自分の内部から湧き出てくるもので、

 

意識としての、認識するものとしての「私」がやっていることではなく

 

感情や思考から形成される「心」が勝手に? 生み出している のかな…

 

という感覚で私は認識しています。(大雑把ですが)

 

 

 

そして本来は認識する対象である自分の「考え」に

 

突き動かされて、踊らされるか? そうでないか? 

 

の境目は、その考えに「執着」があるかないか? だと思います。

 

自分の考えに「執着」を持ってしまったときに、私たちはコントロールを失うのです!

 

主従が逆転して本来なら「自分にとっての考え」であったはずなのに、

 

「考えにとっての自分」を演じるようになってしまいます。

 

 

本来ならご主人様を助ける役目の家来に、あまりにも長いあいだエサや力を与え続けたばっかりに、

 

下克上や乗っ取りが頻繁に起きているのが私たち人間の苦しみの主たる原因ではないでしょうか?

 

 

だから考えを「自分でどうにか出来る!」と考えるのは大きな誤りかも知れません。

 

想念や思い込み、絶対だと信じている価値観や解釈、無自覚にやっている自己暗示や呪い・・・

 

もうすでにあなたの中で主従の逆転が起こっているとしたら・・・

 

「私は知っているんだ! 分かっている!」

「私が正しい! 私は間違っていない!」

 

みたいに… 特定の誰かや何かについて 

 

あなたの方がさも「答えを知っている」「分かっている」と考えている時に

 

あなたが大きなストレスを感じているのであれば…

 

それは本当は 誰が(何が)つぶやいている声 なのか? 

 

について、考えてみる時が来ているのかもしれません。

 

 

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