邪魔をしないこと!①
体の不調でも… 心の不調でも…
一時的に、あるいは長期に渡って、人生の様々な側面に制限がかかってしまう時期ってありますよね。
軽い風邪や怪我のようなものから、肉体的に大きな事故や病気、精神的に大きなショックや病気まで・・・
どういうプロセスでその状態に至ったのかは人それぞれだと思いますが
そういった何らかの制限がかかっている不自由な状態から、もとの状態に戻っていくプロセスに大事な事は
邪魔をしない! ってことだと思います。
何の邪魔をしないかと言えば…、
体の邪魔をしない! ことだったり、
人生の流れみたいなものの邪魔をしない! ってことだと思います。
例えば体の不調で休まないといけなかったり、仕事そのものを辞めないといけなかった状況で
- 「はやく治して明日には出社しなければ…」とか
- 「こんな体じゃ〇〇できなくなるんじゃ… やばい大変だ!」とか
- 「はやく社会復帰しないと〇〇に何て言われるやら… どう思われるやら…」とか
- 「このまま長く休んでいたら、ダメな人間になってしまいそうだ…」とか
そう考えることで、焦ることで、自分を責めて、追い立てることで、
さも 普通より早く体が治ってくれて、早期復帰が出来るような気がする・・・
なんて無自覚に誤解されてる方も多いのではないでしょうか?(私も含めて…)
そもそも極論すれば、私たちが体に対して出来ることってほとんどなかったりします。
「このサプリが、このエクササイズが、いいらしい」とか「あの病院がいい、この先生が凄い、その薬が効くらしい」とかいくら言っても、
それがホントに今の自分の体にあっているのかなんて、なかなか正確には分からないのでは?と思うんです。
もちろん何もやらないよりは、やってよかったという事は多々あります。
でも万人に効果のあるアプローチや治療法なんて存在しないと思いますし、
「体癖」なんかも考慮すると人それぞれ向き不向き、合う合わないがあるのは当然なんです。
唯一自律神経に働きかけられる手段である「呼吸」を使ったアプローチにしても、やらないよりは絶対マシでしょうが、
将来に対する日常的な不安や恐れといったストレスを与える何かを動機として続けているようでは効果も減る気がしますし もったいない気がします。
つまり今なにをやっているせよ、何もやっていないにせよ、
どういう思いでいるのか?、どういう思いから行動しているのか?(行動していないのか?)、がとても大切なんじゃないでしょうか?
仮に今 やるべき事(やるべきじゃない事)があるとしたら、それは何かわかってる? という自己認識も大事です。
体はいつもベストを尽くしているんです。
当たり前ですが心臓も肝臓も膵臓も・・・ 私たちの様々な思いの裏側で日々の激務を最善を尽くしてこなしています。
ついうっかり呼吸するのを忘れたから死んでしまった…
ついうっかり消化吸収するのを忘れていたから、電池切れで動かなくなった…
なんて方は歴史上存在しないと思います。
体はただ、今置かれている条件の中で最適のバランスを保つべくベストを尽くそうとします。
隣の〇〇さんの腎臓になりたかった…とか、
もっと金持ちの胃に生まれていたらこんなジャンクフードばっかり消化せずにすんだのに…とか、
寝てばかりじゃなくて もうちょっと運動でもしてくれたら、こんな内臓脂肪まみれのブラック企業で仕事しなくて済むんだけどな~…とか、
そんな文句も言わずに…(言ってるかもしれませんが…)
ご主人様のために日夜ベストを尽くしているんじゃないでしょうか?
文字通り「日夜」頑張っているんです。
とくに 夜 とか頑張りたいんです、働きたいんだと思います。
邪魔が入りにくいから!
何の邪魔が入るかといえば・・・
あなたの(私の) 心 です。(私の言う心とは、思考や感情のことです)
意識しているのか、していないのか、に関わらず
ついつい 体 や 人生 の邪魔をしてしまっている
心 のお話について、もう少し書いてみようと思います。
gorono-omoikomi.hatenablog.com