感じるのが怖い
世の中には色んな問題に対する、色んなアプローチ法があります。
体にアプローチする方法、食事からアプローチする方法、環境にアプローチする方法、精神や心にアプローチする方法など… 実に様々です。
提供する側、される側、それぞれが信じた道(アプローチ)を進めば良いのでしょうし、その多様性があるからこの世は面白いんだと思います。
私は色々と私なりに模索した結果、クライアントさんの想念(思い込み・解釈・価値観・呪縛・呪い・etc)に取り組む事が何より大切だ… と思い今に至っていますし、どうもそういう事が一番好きだし、そういう事を学ぶ事になっていたような気がしています。
なぜ想念に取り組むことが大切か?というと・・・
説明が面倒くさいので読んでください (;^_^A
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誤解を恐れず要約するならば…
体の病気だろうが、心の病気だろうが、それが発症する以前に何らかの強烈な感情が湧いていた事があったはずなんです。(しかも長期間、慢性的に)
そしてその強烈な感情エネルギーを慢性的に生み出す原因となった、想念があるはずなんです。
人生のどこかで(多くは幼少期に)その想念を植え付けられ、信じて生きるハメになったはずなんです。
「時間は守るべき!」なんて信じれば信じるほど、時間を守らない人に対して何らかの感情がとめどなく湧いてくることになるんです。
全ての想念は言葉によって出来ています。「はじめに言葉ありき・・・」なんて有名なセリフがありますが、想念という視点で考えても「なるほど!」と納得させられます!
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だから想念に気づいて、そこに何らかのアプローチをすれば良いわけですが、その前段階の感情エネルギーの問題が未解決の場合、とてもじゃないが想念に取り組むどころじゃない方も沢山いるんです。
「体癖」的に言えば、奇数体癖よりは偶数体癖の方に多いでしょうし、感情を出せない身体を先天的に持っている4種体癖の人とかは、大げさに言えば未消化の感情エネルギーに毛が生えて服着て歩いている… みたいな存在なんです。(;^_^A
だから自分自身の感情に向き合う、解消していく生き方もしていけば良いのですが、これがなかなか難しい… とまた「頭」が考えて… ややこしくしているんです。
小さい頃は、泣くときは泣く!、怒るときは怒る!、が自然に出来ていたはずなのに・・・いつしか
「メソメソしちゃいけない!」
「怒るのは良くない!」
「男なら泣いちゃだめだ!」
「もっと女の子らしくしなきゃ!」
これらの多くは、親をはじめとする誰かから愛されるため、自分自身を守るためにほとんどの方が否応なく身に着けてしまう想念ではありますが、これが大人になるにつれて「大人たるもの〇〇すべし、〇〇すべきじゃない!」がプラスされて事が大きくなってきます。
結局は感情を抑圧したり、無視したり、他のものでごまかそうとしたりする…事にも実は想念が関係しているんですが…(苦笑)
昔、津留晃一さんの本を読んだときに「感情は真剣に感じようとすれば3分も持たず消えていく」みたいな事を書いていました。私も確かにその通りだと思います。
真剣に向き合って感じれば消えていく、過ぎ去っていくものなんです。
小さい子はケンカしても気が付いたらすぐに仲直りして遊び出しますが、大きくなって自我(想念)が芽生えてくるといつまでも根にもって素直に遊べなくなってきますよね?(両者の違いには感情を出せているか否か?も大きな要因としてあると思います)
本来人間は固定された不自由な存在ではなく、幼子のように心も体も柔軟で流動的で自由な存在なんです!
そういう「在り方」で自由に感情も表現できている限り、良い感情も悪い感情もないんです。感情は大切なアラームでもあり、生きる動機やモチベーションにもなります。
出しちゃった方がスッキリとして今目の前にある現実に向き合いやすくなるはずなんですが…
人は感情と向き合う事を怖がるように、避けるようになっていきます。
男だから、女だから、大人だから・・・
感じてしまうとダメになりそうだから・・・
感じてしまうと耐えられそうにないから・・・
感じてしまうと何をしでかすか自分でも分からないから・・・
色んな理由(想念)に捕まって、感情を感じる、味わう、という事から逃げるようになりますが、逃げれば逃げるほど感情貯金が貯まっていきます。
銀行の預金通帳のように貯まれば貯まるほど安心!みたいなモノではないのです。溜まれば溜まるほど安心が脅かされる気がしてきます。
ますます強大で得体のしれない怖いモノとして感情を認識しだすかもしれません。
汲み取り式の便所なのに、かたくなにバキュームカーを呼ばない… なんて意味不明の行動をとっている可能性に気づけなくなってるのかも…。(捻れ体癖か!?)
まぁ私も捻れ8種体癖で痛いほど(臭いほど?)経験しているので (;^_^A、怖くなる気持ちは重々承知しています。
貯まれば貯まるほど怖く(臭く)なりますよね?
ほんとにもう耐えられないかも…って気になります (;^_^A
でも耐えられない怖さにまで耐えようとするのが捻れ8種だったりしますが(苦笑)
でももしかすると…まわりの人までもがその(匂いの)被害にあっているかもしれません…
便器の穴からすぐそこに山の頂が見えるぐらい溜まってきたら(貯まったら)、そりゃ~もう臭くて臭くて、匂いを(感情を)隠そうとしても 来てる服(肉体)にまで匂い(感情)がしみついちゃって、すれ違う赤の他人にすら臭い人(暗い人)だな~って思われてしまう事にもなりかねません。
(このまま便所ネタをどこまでも引張りたい気持ちを抑えて…)本題に戻りますが…
この感情を感じる事が怖くて大変な思いをして生きている人たちに、いったい何が起こっているのか? について…違う視点、たとえ話を使って次回書いてみようと思います。(便所ネタ以外で…)
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