ゴローの「思い込み 」

目には見えない「心と体のつながり」を視覚化して、気づいて、あなたが「思い込み」から自由になるお手伝いをしています。「思い込み」という名の呪縛について私なりの「思い込み」を書き綴ってみるブログです。

体癖雑談… 行動力の源

こないだは4種体癖の人たちの「何かを始めたがる癖?」について書いてみましたが…

 

gorono-omoikomi.hatenablog.com

 

これ(何かを始めてみたい!)が、奇数体癖の人に見られるのなら別に不思議でもないし私も気にも止まらないんです。1種や9種は少し事情が変わりますが、3・5・7種体癖を持っている人達ならば どこかでその行動力が表に現れてきやすいし、傍からみてても気づきやすいはずです。

 

一般的に「行動力のある体癖は?」と聞かれれば、先ずは5種または7種なんかが浮かんでくる訳ですが、その行動力の源泉をたどっていくと実は全然違う理由から動いている事が分かってきます。

 

例えば3種体癖を持ってる人だって、テレビで取り上げられた有名店のスイーツやラーメンを食べるためだったら…平気で県外にまで足を運べるわけですよ!

好きなアイドルやミュージシャンのコンサートのためなら、東京とかに頻繁に行けちゃうんです。

 

その部分だけを見れば「行動力あるな~!」なんて感心できるんですが、その行動の源にあるのは実は「食欲」だったり「私、これが好き!、これが楽しい!」という感覚・感情が生きるモチベーションに繋がるエネルギー源になってる訳です。

 

だから純粋な意味で行動できているのは?と考えれば、やはり5種なのかな~とは思います。つい打算的に損得勘定で行動してしまいがちな部分は確かにあるのですが、通常5種の人達を突き動かしているのは「とにかくじっとしているのは苦手…」「とりあえず前へ前へ、進んで行きたい!」「チャレンジしてみたい!」というエネルギーなので、本当にただ動きたいから行動している人達とも言えると思います。

そんな生き方が出来ている時に、5種の人たちは「生きてる!」って感覚をどこかで感じているのではないでしょうか?

 

それと比べると7種なんかは、乱暴に言えば「ただ頑張りたくて動いている!」と言えるんです。基本的に勝ち負けについついこだわる上昇志向・向上心の塊のような人達ですから、誰に言われるまでもなく勝手に自分の中の闘争心・向上心に火をつけてくれる人物や対象を見つけてきては、これまた勝手に学びだしたり動きだしたりして…とにかく頑張ろうとしだします。

 

7種にとっては「俺(私)今 頑張っている!」って感覚こそが一番「俺(私)今 生きてる!」って感覚を味合わせてくれるエネルギーであるので、必然的に「頑張っていない人や状況」を見かけるとつい血が騒いで反応したくなるし、トラブルを抱える原因にもなる訳です。(;^_^A

 

こんな感じで、ある人物の中に「行動力」を発見できたときに、「なぜ彼は(彼女は)そんなに動いて・動けているんだろう???」って視点を持って観察してみると、体癖という仕組みや人間という存在が見えてきて面白くなると思うんです。

 

これは「行動力」にかぎらず他の事についても応用が利くはずです。私からしたら、各体癖の特性をいちいち暗記するかのように覚えて学ぼうとすると凄くめんんどくさい作業のように思えるんですが、こんな風にその性質・特徴の源泉をたどっていくようにして人間を見ていくと、何かを発見した時に大きな喜びと共にハラに落ちる感覚が得られますよ!

 

例えば体癖を知って間もない人が陥りやすい間違いが…、「〇〇さん、めっちゃ食べるんですよ!、絶対3種だと思うんですけど?」なんて質問を受けるんですが…

 

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例えば…5種だってまるでスポーツをするかのごとく、めっちゃ食べる事があります…(でも健全に生きている5種の体は燃費の良い高性能なエンジンを搭載していますんで、運動量に見合わない無駄な食事をした後は下痢で排せつしようとしますが…)

 

例えば…捻れ体癖(7種や8種)は質よりも量、つまりボリュームに惹かれる傾向がある人達ですので、やはり食ってる姿だけみたら「めっちゃ食べてる人」って印象を与える訳です。

 

それから 3種と同族(左右型)の4種の人も消化器にエネルギーが向きやすい食べるの大好き人間ですが、基本的にはストレスがかかると食べれない人のはず…。なのに飽食のこの時代には結構ヤケ食いしちゃう4種も多いみたいですが…、実は食後に調子を崩してる方も多いようです。ヤケ食いしても大丈夫なのは鉄の胃袋を持つ3種だけ!と肝に命じていてください…(;^_^A

 

4種の人で「私って結構食べてるし…3種なのかも…」って、潤んだ瞳とはかなげな顔して言ってる人が時々いるんですが、

4種って自分の好きな人や好きな場所では凄~く食べれると思うんです。でも嫌な人や嫌な場所ではテキメンに食欲が落ちてしまう…。なのにそんな自分の性質には気づいていないのがまた「曖昧のプロフェッショナル=4種」だったりします…(;^_^A。

もしくはリラックスできる休日とかに、だらだらと一日中何かをつまみ食いするのは簡単に出来ちゃう…、それを「私は食べてばっかりだ…」なんて解釈してるような感じがしています。

 

まぁこんな感じで「食べ方」一つとってみても色んな要因があったりします。「食べた後に下痢とかあります?」とか「胃がもたれたりします?」とか一つ質問をいれるだけで診断の選択肢が絞れても来るんです。

 

だからいつも「めっちゃ食ってる!」からと言って安易に3種体癖か?なんて判断していると他の部分での整合性が出なくなってきて、いつまでたっても「体癖って分かんね~!」ってなると思います。

 

まぁ…えてして、そういう安易な解釈を一番しやすいのは、3種その人だったりするんですが…(;^_^A

 

いや~いつもいつも3種の人はオチをさらってってくれるので…体癖の説明の時は本当に有難い存在ですね~、やはりこういう3種みたいなキャラクターが世の中に居るから世界が無事に回っているんだといつも痛感させられる次第であります…(フォローになっただろうか…)

 

こないだも書きましたが、私は「9種の頭」を持っていますんで つい「それは なぜ そうなのか?」って癖で考えちゃうんですが、今後体癖を理解していきたいのならば是非そういう視点も忘れずに持っていただければ…きっと役にたつと思いますよ(^^)/

 

でもうちのカミさんなんかは、その人が発している雰囲気やエネルギーみたいなモノを感じて意外と正確に体癖を当てたりしますんで…、恐らくは各体癖ごと(体癖の組み合わせごと)に得意な見方(観察法)が存在しているのでは? とも思っています。

 

体癖論の発案者の野口晴哉さんも、体癖論の完成にはまだ300年ぐらいはかかるかも… と仰っていたという逸話も残っていますんで、まだまだこれから発見できる部分が沢山ある!と私も感じています。

 

出来れば… 体癖に興味を持って学んでくださる人達がもっと増えて、これから一緒に「ああじゃないか?、こうじゃないか?」的に議論・雑談しながら、体癖理解、そして人間理解を深めていける場をつくれたらな~と思っています!

 

 

【 「体癖講座」今後の予定 】

 

6月9日(日曜日)東京 新宿にて体癖の連続講座。

現在募集中です。

 

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6月16日(日曜日)大津市「はなCafe」での講座は満席となりました。

7月11日(木曜日)はまだ空いております。

 

 

6月23日(日曜日)羽曳野市「足圧屋 みやも」での講座、現在募集中です。

 

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