体感と心感
このブログではあまりプライベートな事は書く気がない私ですが…(;^_^A
先日のGW期間中に面白い初体験があったのでシェアしたいと思います。
一つは、「4DX 映画」を初体験したこと。3D ならぬ 4D です!
ご存知の方も多いのでしょうが私はつい最近知ったばかりで、知ったとたんに体験してみたいな~って思ってネットで検索してたら、あのスピルバーグ監督の最新作「レディ・プレイヤー1」が、ユナイテッドシネマ大津で 4DX にて上映されてたんで早速行ってきました。
映画『レディ・プレイヤー1』日本限定スペシャル映像(メカゴジラ VS ガンダム編)大ヒット上映中
3Dで立体映像を体験できるのに加えて、映画のストーリーや映像に合わせて、
映画館のシートが上下左右前後に揺れに揺れるわ…、
振動がブルブル来たかと思えば…、
背中をドスンドスン叩かれたり…、
足元を何かが触って来るわ…、
水は飛んでくるわ…、
霧や風が巻き起こるわ…、
首筋に熱感を感じるわで…
映画と遊園地のアトラクションが合体したような感じで、エンターテインメント性あふれる面白いストーリーと相まって、興奮しっぱなしで あっという間の2時間半でした!
娯楽だけが映画の魅力ではありませんが、一つの究極系を見た感じです。
そしてもう一つの初体験は、彦根市にあるアスレチック施設「スカイアドベンチャー」。
子供がユーチューブでの動画を見ていてやりたがっていたのがきっかけでしたが、
地上8メートルの高さを命綱があるとはいえ、むき出しの状態で、自分の勇気と体力とバランス感覚などを総動員して克服していく感じで久々に童心に戻って楽しめました!
というか最初は本当にかなりの恐怖を感じて、「これって本当にクリアできるの!?」って真剣にヤバイ感じでした。
遊園地の絶叫マシンとはまた違う感じのドキドキ感、むしろこっちの方が金属性の頑丈な設備で守られてる安心感などが皆無なため、純粋な恐怖を感じさせてくれて、自分の中の勇気や決意を感じ取る事が出来るので、興奮度合いはこっちが上かも?と感じました。
そしてこの施設で興味深い?のは、何故かスタッフさん達がかたくなに?リタイアさせてくれない事…(笑)
スタートしてすぐに、「これは…、運動神経ゼロのうちの娘では絶対無理だな…」って確信して程よいポイントでリタイアをお願いするしかない… なんて思っていたのに、スタッフさん達には全くその気がないご様子(笑)
だから運動神経ない、体力もない、勇気もない、が標準装備の娘も真剣になってボヤいて半泣きながらも、結局はなんだかんだでクリアできたことは、親としては感動的な出来事で本当に心から凄いと褒め倒しました…(;^_^A
でも無事終わってみると、後続の方達の中にはちっちゃい女の子とかがギャン泣きしながら、スタッフに励まされたり手伝ってもらったりしながら、やっぱり強制的?にクリアさせられていく姿に「・・・鬼だな・・・」とも思いながら(笑)、でもこれはこれで「あり」なのかも・・・て可笑しくなりました。
何というかこう・・・「今、生きてる!」って感じを味わえましたね。
「恐怖」と「勇気」と、その狭間をリアルに体験できたというか・・・
で…、個人的にはもうお腹一杯ではあったのですが、息子にせがまれて2週目に突入!
ところが2週目は拍子抜けするぐらい平気なんですね~これがまた…(笑)
1週目の7分目ぐらいで結構体力と気力の限界を感じていたような気がしていたのに、2週目を始めてみると恐怖心がだいぶ薄れており、純粋に競技を楽しむ感覚でひょいひょいとこなせてしまいました。
そして結果的に2週やったことが私にとっては吉と出た気がしています。
何故ならほとんど筋肉痛などにならなかったんです。最近は人に自慢できるぐらい運動不足な私ですので「そんなはずはない…」のですが、何故だか翌日以降も全く平気。
私的見解ですけど… あれを1週目だけでやめていたら筋肉痛になっていたような気がします。なぜなら私の頭(心)が「あれは凄かった!」「あれは怖かった!」「めっちゃ体力も使ってしまった!」「たぶん明日はヤバイ!」なんて思い込んだまま帰ってしまっていたら、そのとおりの反応が体にも出ていただろうな~って思えるからです。
でも2週目をやったことで、実はそれほどでもない部分や、ちゃんと出来るしクリアできるという現実、そして恐怖心による緊張を伴わなければ実は体への負担もさほどなく楽しめることなど…、たくさんの事実(現実)に気づけたからだと思えます。
つまり2回やったことで、冷静になれて、正気に戻って、現実をちゃんと認識出来た事が、思い込みによる体への負担、つまり幻想を吹き消してくれたからこそ、現実的な症状しか起こらなかった(筋肉痛は起きなかった)んだと思います。
体感(体が感じる感覚)は間違いなくリアルなものだけど、
心感(心が感じる感覚)は必ずしもリアルなものとは限らない…
特に思考が呼び起こす感覚は信用ならない虚構が多いモノです。
人間って多分、似たような事を人生の様々な場面でやっているんでしょうね~!
もしかすると 4DX映画 も次に見に言ったら、意外とがっかりするのかな?(笑)
でも今回見に行った映画「レディ・プレイヤー1」の最後の場面で、
「現実こそがリアルなんだ!」みたいなセリフがあったのは、感慨深いものをかんじましたね・・・。
なぜなら・・・私を含めてほとんどの人たちが
夜は寝ながら「夢」を見ていて…、昼は起きながら「夢」を見ている…というのが現実だからです!
そういう視点から言えば、私の今の仕事は
昼に起きながら見ている「夢」から目覚めるためのお手伝いをしている…と言えるかもしれません。せめてお互い…昼ぐらいは正気に戻って目覚めていましょう!って事をお伝えしたいのです。
そして昼にちゃんと「夢」から目覚めた状態で生きられるようになると、夜に見る「夢」も変わってくるはずですし、もっと言えば死んでから見る「夢」も変わるのかな・・・なんて思いをはせていますが、これは今は単なる個人的考察ですのでまたいつか書いてみたいと思います。
ともかく このGW中の初体験2つによって
体感が伴う事で、こんなにも心が感じ取れるモノが豊かになるのか!という事と、
思考(想念や思い込み)による不必要な感覚(心感)を省くことが出来たら、あるがままの体感をもっとリアルに味わえる!という事を、
あらためて確認できたので 皆さんにもおススメしますよ!
gorono-omoikomi.hatenablog.com