女心以上に・・・!?
この世界の全ては常に変化しています。
この世の中にもし「真理」と呼べるものがあるとしたら、
その一つは
「変わらないものなど、この世には存在しない」
ということだと思います。
- 宇宙も地球も広大な時の流れの中で、ゆっくりと変化しています。
- 海も山も長い年月をかけて、ゆっくりと形を変えています。
- 石ころだって同じように見えて寿命を迎えるまで変化していきます。
- 人間の体だって一部の組織を除けば、数ヶ月で細胞が入れ替わっています。
ましてや人間の心の本質なんてものは、「女心と秋の空」以上に、毎瞬毎瞬、コロコロと移ろい変わっていくのが本来の姿なのかもしれません。
つまり常に変化している、移ろい流れていくのがこの世の常であり、本質なのです。
なのに人の「心」はそれに逆らう動きをするようです。
自分に喜びをもたらす「何か」に対しては、その状態を維持させて、発展させようと躍起になり、
素直にただ喜んどけばいいものを…、その何かを失うことを恐れだし
時には、さらなる喜びを求めて彷徨い頑張りはじめ、
その障害になるものに対しては、怒りを覚え反発します。
自分に悲しみや恐れをもたらす「何か」については、そこから少しでも遠ざかろう、離れようと躍起になり、
だったら離れられている時ぐらい忘れていればいいものを…
一人の時でもずっと嫌いなその人やその事を、まるで好いてるかのように思い出し、
これ以上悲しくて恐れている事態にならないようにと、嫌いなその人やその事を常に頭に思いながら策をめぐらし、
その実現の障害になるものに対しては、やはり怒りで向き合おうとしたりします。
本来であれば、この世にあるものの中でも
最も流動的で、移ろいやすくて、だからこそ当てにもならない
「心」というものを、人はついつい
喜びや、怒りや、不安や、悲しみや、恐れ といったある状態に
好むと好まざると固定し続けようとします。
常に流れて、常に変化してさえいれば、
「心」と密接に連動して働く、「肉体」の様々な組織や器官にも影響は及ばないし、迷惑もかけないのに…
ある状態の「私」、ある条件を満たした「私」、は素晴らしくて、
そうではない「私」、などはとても受け入れられないと言って、
結局「こうだったら愛せるはずの私」や、「このままなら愛してあげない私」の
いずれかに自分自身を縛り付けようとしています。
だからこそ、
「私を固定しないで!」
「私を決め付けないで!」
「私という流れを止めようとしないで!」
ということに気づかせようと、限界を超えた感情は湧いてきますし
体に起こる症状や、人生に起こるハプニングを通じて
あなたに「何か」を気づかせようとしているんだと思います。
その「何か」こそが、
あなたという、本来とどまることなく流れ続けるものを
流れられない「塊」にしている事に
気づいて欲しいなぁ~と・・・
男心に思う 秋の雨の空。
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