ゴローの「思い込み 」

目には見えない「心と体のつながり」を視覚化して、気づいて、あなたが「思い込み」から自由になるお手伝いをしています。「思い込み」という名の呪縛について私なりの「思い込み」を書き綴ってみるブログです。

想念の森の住人たち

前回の続きを例え話を使ってまとめてみよう!と色々と考えてみましたが…、

結局「海と波」の例え以上に良いものが見つからず…

8種体癖で負けたくない私もここは負けを認めて、断念して…(;^_^A

 

ということで、今日は「想念」について書いてみます。

 

皆さん誰一人例外はなく… 想念というモノを持っています。

 

観念、信念、価値観、思い込み、認識、解釈、呪い、呪縛・・・

なんと呼んでも構いませんが、要はあなた(私)が長年信じている考え(思考)の事です。

 

頭の中(思考の世界)に、こういった「想念の木」がたくさん生えていて、まるで森が出来ているような状態かもしれません。つまり想念の森です!

 

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その森の中には、まだ生まれて間もない小さくてか細い「想念の木」もあれば、

大木、巨木に育ってしまった森の主のような「想念の木」もあるでしょう。

 

そんな大木や巨木に育った「想念の木」には無数の枝(想念)が生い茂っています。

「時間は守らないといけない!」

「身だしなみを整えないとみっともない!」

「あの人はもっと礼儀をわきまえるべきだ!」

「約束をやぶるなんて最低だ!」

 

こういった枝がたくさん生えていられるのは、枝を生い茂らせている太くて立派な幹(想念)の部分があるからです。その幹はもしかしたら

「社会人として ちゃんとしないといけない!」

なんて名前の幹かもしれません。

 

そしてその「社会人として ちゃんとしないといけない!」という太くて立派な幹を支えて滋養しているのは、

「ちゃんとしないと愛されない! 認めてもらえない!」

という根っこ(想念)の部分があるからかもしれません。

 

こういう大木、巨木たちと、これから大木にまで育つかもしれない今はか細いたくさんの木たちが うっそうと生い茂り さながら富士の樹海のようになっているのが私たちの頭の中(思考の世界)なのかもしれません。

 

富士の樹海と同じように、いったん奥地にまで迷い込むとなかなか抜け出せなくなってしまいます。

 

そしていつしか… 想念の森の住人として暮らす羽目になり、外の世界(あるがままの世界)に気づけなくなったり、外の世界の存在すら忘れてしまうのかもしれません。

 

あなた(私)が、ある想念を信じれば信じるほど、その「想念の木」はエネルギーを与えられ太く長く立派なものに育っていきます。

あなた(私)の「信じる」という力(行為)がまさに「想念の木」の水となり肥料となっているんです!

 

あなた(私)はその立派な「想念の木」についつい魅了されてしまい、木の元から離れられなくなってしまいます。

 

森の管理者・責任者たる自覚を忘れて…、その「想念の木」の根元で多くの時間を過ごすようになります。

そしてもし 木を傷つけるような誰かが現れたり、そんな出来事が起こるものなら…感情をあらわにして無自覚に衝動的に突き動かされたり、逆に感情を抑え込みながら動けなくなったりし始めます。

 

いずれにしても多大なストレスを感じている事には変わりありませんが…

 

そうこうしてるうちに その「想念の木」は巨木へと育ち、枝はどこまでも生い茂り、あたり一帯の日の光も遮るようになり、周りの小さな「想念の木」へ注がれるはずのエネルギーまで貪るようになって暴走し始めます。

 

被害にあった「想念の木」の中には、今のあなた(私)の役に立つはずの…、助けてくれるはずの…、必要なはずの…「想念の木」も含まれているかもしれなにのに…

 

あなた(私)が「信じる」ことで、あまりにも大きな力を得たその「想念の木」はいつしか意思を得て あなたにささやき始めるかもしれません。

 

「お前はずっとここに居ていい…、いや!、ここに居た方がいいよ!」

「大丈夫… 私が守ってあげるから!」

「耳をかしちゃだめだよ…、私が一番お前の事を分かっているよ…」

「私とお前は同じ… 私こそがお前なんだから…」

 

気をつけないといけないのは… 世間的にネガティブと思われる「想念の木」だけにこんな事態が発生する訳ではないという事です!

 

一見すると世間的にポジティブと思われる「想念の木」によっても同じことが起こりえます。しかもそちらの方が実は長い目でみて厄介だったりするから要注意!

 

恐ろしや・・・ 想念の森・・・

 

あなたは森の住人になっていませんか?

まるで特定の「想念の木」の守り人のようになっていませんか?

 

自分が 何者か を忘れていませんか?

 

 

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