感情という「アラーム」
いきなりですが、
感情って大切ですよね!?
感情があることで人生に起こるドラマに様々な味付けがなされるし、
「生きてる!」って実感も味わえるかと思います。
今日はそんな感情の「アラーム」としての側面について書いてみます。
私の中では…
人が「愛」から離れたときに沸き起こるのが 感情 だと思っています。
「愛」の部分は
「在るがまま」とか
「無条件」とか
「いまここ」とか
「現実」などに変えても成り立ちます
こちらもお読み頂ければ参考になるかと思います。
要は、何らかの感情を自覚した時に、あなたがストレスを感じているのならば、
それは「愛」から離れているというアラームだと思う訳です。
感情自体には別に良いも悪いもないと思います。
たとえ「怒り」や「恐れ」であっても適切に味わって、表現すれば、生きていく上での大切なエネルギーに変えられるはずです。
そして…たとえ「喜び」であったとしても、それに執着してしまうと多大なストレスをもたらす別の何かに変わると思っています。
だから純粋に今「喜び」を感じて幸せでいるなら問題ないかと思いますが、
それ以外の自分を苦しめる感情を
誰かに対して…
何かに対して…
自分自身に対して…
持ってしまっている時には、
在るがままの、誰かや、何かや、自分自身に対して、
何かを期待して条件を付けてしまい、現実に存在しているモノ・コト・ヒトを否定して、実在していない幻想の世界こそ真実だと信じて生きている可能性があります。
つまり思考の世界に入り込み、自分の思い込みを信じてしまったが為に、
無条件で、在るがままの「愛」から離れてしまうのです。
でもそれに気づかせる為にちゃんとアラームが用意されていて、
それが感情だと思うんです。
東洋哲学に五情(喜び・怒り・憂い・悲しみ・恐れ)というのがありますが
これら五情の影響を強く受けているときは、
「おいおい! 何かおかしな方向に進んでんじゃないかい!?」
「このままいくと、五臓六腑にまで影響出ちゃうよ!!」
っていうメッセージでありアラームだと思う訳です。
昔の人は心と体の密接な繋がりを良く理解していたんですね~。
で、そのアラームが発生する背景には必ず 思考 の影響が隠れています。
つまり、想念・信念・解釈・価値観・呪い・・・などといった 思い込み です!
だから、どんなに立派で、至極もっともな主張のように思えても…
それを考えている時に、あなたが苦しくてストレスを感じているのなら…
あなたのその「思い込み」ってどうなのよ!?
それでホントに幸せになれるの?
その感情、ずっと感じていたいの?
いまのその自分でずっといたいの? 在りたいの?
みたいな「アラーム」が鳴り響いていると考えられます。
感情さん・・・ありがたいです! (^_^;)
私の中ではこんな風に、思考と感情はいつもセットになって動いているイメージなんですね。
自分の頭の中で、無自覚に湧き続ける思考の渦に気づくためにも、アラームとしての感情が存在している…みたいな感じです。
大雑把にくくって私はこれを「心」だと思っています。
心 = 思考 と 感情 です。
だから「心」とは、ちゃんと意識すれば認識できるモノなんです。
認識している主体こそが「私」です。
私 = 意識 になります。
だから、心と意識は分けて考えていますが、その話は今日は置いといて…
自分の「心」の動きをちゃんと認識しないと…
つまり気づかないと…、無自覚に苦しみを続けることにもなります。
そんな あなた? のために、
神様? 宇宙? は「別のアラーム」も用意してくれています。
つまり 肉体に現れる症状 ですね!
まぁこれは私の中の世界観ですが、
良くできた、ありがたい システム だとホント感心する毎日です。
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